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手の上の淡い夢 / IMPOSSIBLE PX70 を使つてみる

2010/08/05(木) 23:18:40 [カメラやフィルム] #

IMPOSSIBLE PX70ff test IMPOSSIBLE PX70ff test

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Polaroid SX-70 + Impossible PX70 Color Shade/First Flush

7月末から発売されてゐる、Impossible社による新しいSX-70用カラーフィルム:PX70 Color Shade/First Flushを使つた。今までのこともあるから、発売されたことに意義があると、多くは期待せずに。

淡いといふか、薄いといふか。とにかくコントラスト、彩度が低い。暗めの青インキを薄めて描いた絵に、ところどころ、さらに薄めた絵具を塗つたやうな感じ。いはゆる「眠い写真」どころか、ほとんど眠りこけてゐる。これが効果的になる場合もあらうから、かういふフィルムもあつて良い。しかし、これだけで終つては困る。

IMPOSSIBLE PX70ff test IMPOSSIBLE PX70ff test

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モノクロのPXフィルムと同じく、排出直後から現像中は光に当てるなと、また面倒な要求がある(もう慣れたが)。大切なことだから何度でも言ふが、これが解決されない限り、インスタントフィルムとしては未完成品である。PXフィルムは、ポラロイドカメラに対応しきれてゐないことになる。明るい場所で現像の進行が観察できることは、1972年に登場した、SX-70システムの決定的な特長であり、自己現像型インスタントフィルムの必要条件だ。(つまり、PXフィルムを使ふ人が、この「未完成」を補ふ必要がある)

モノクロPXとは違ひ、使用温度範囲は示されてゐない。上はここ数日の猛暑のなかで使つた結果である。肝心の保存性について、メーカーは「不明」としてゐる。Impossible社による説明ページは以下:

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カラーフィルムが出たら真っ先に汐さんの所へ見に行って、印象が良かったらSX-70を買おうか、と思っていました。
うーん。。。これはどうしましょう。私も「目の前で現像が進む様子を見られる所」がインスタント写真の楽しみの重要な点だと思っているのでもう少し改良が進むならそれまで待ってみましょうか。
それにしても、どのサイトに行っても、この”眠りこけた”絵を「これはこれで味」と、何とか自分を納得させる、みたいな感想。
そういうフィルムもあっていいと思いますが出すからには、「満を持して」を期待してしまいます。

2010/08/09(月) 01:19:49 | URL | きなこ [ 編集]


状況として、満を持してゐる余裕がないんでせう。時間的にもさうだし、おそらく資金的にも。
試作品でも売りながら、工場を動かし、興味を引いていくしかない。さうしないと、あつと言ふ間に、ポラロイドカメラのことは忘れられてしまふ。未完成でも何でも、やつてゐるところを見せなければならない。
しかし、それについて行けるのは「マニア」だけです。初心者には手に負へない、ひどく難しいフィルムになつてしまつてゐる。
小生、懲りずに手が出てしまひます。一度途絶えた技術を復活させるといふ試みを、リアルタイムで体験・観察するのが、だんだん面白くなつてきました。おそらく、近いうちに行き詰まると予想してゐますが、それを見届けたいと。

正直なところ今の段階で、新たにSX-70に手を出されることは、お勧めできません。金がかかる割に、本来の使ひ勝手、面白さが分らない。まあ動作するカメラが、安くかタダで手に入ればいいのですが。

インスタント写真といふことなら、今残されてゐる富士フィルムの材料を堪能されるのが良いかと存じます。
instaxは、最高のインスタントフィルムです。これはよくご存知ですね。Piviも非常に面白い。またピールアパート式のFP-100C、FP-3000Bも素晴らしいフィルムです。

2010/08/09(月) 22:11:59 | URL | 汐 [ 編集]

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