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IMPOSSIBLE PX600 の「限界」

2010/05/03(月) 22:43:37 [カメラやフィルム] #

IMPOSSIBLE PX600 test IMPOSSIBLE PX600 test

Impossible社がPX100に続いて発売したPX600を使つてみた。かつて一番売れてゐた、ポラロイド600高感度フィルムの代用になりうるのだから、商売としてPX100よりも重要なフィルムなのである。ところが、いきなりの不良品なのだつた。Impossible Project でも謝罪文とそのビデオが公開されてゐる。彼らが、Loose Lamination Problem と呼ぶ問題:液が漏れて、画面に未現像の部分ができてしまふのは、ある部品の不良で予期せぬ失敗だつた、としてゐる。購入者への補償についての発表を追つてする、と。私はこれはあまり気にしてゐない。PX100を使つたときにはこの問題はなかつたのだから、どうにかするだらう。

IMPOSSIBLE PX600 test IMPOSSIBLE PX600 test

感度は、ポラロイド690で全く露出補正なしでいけたことから(少くとも今日の条件では)表示通りだ。つまり補正機能のない、ポラロイド One などの簡易なカメラでも使へるフィルムといふことだ。

撮影時は気温25度で、使用推奨温度の17~24度を越えてゐた。気温がさうなら日を浴びた黒いカメラの中はもつと熱くなつてゐたはずだ。その結果として、かなり赤みの強い写真になつたと思はれる。これはこれで美しい。しかし、まだ五月の初めでこれなのだから、夏場は保冷剤が必要になる。

IMPOSSIBLE PX600 test IMPOSSIBLE PX600 test

PX100と同じか或はそれ以上に、このフィルムはカメラに直につけた遮光材がなければ、晴天の屋外では満足な結果は得られない。Impossible社が推奨するいくつかの方法では間に合はない。道具を自分で工夫する必要がある。このフィルムは、1972年に登場したSX-70に追ひついてゐないため、それを使用者が補ふのである。

いづれのPXフィルムにせよ、これから暑くなつたとき、これらの面倒をかけてまで使ふ価値があるフィルムなのかどうか。どうなんだらう。

Polaroid 690 + Impossible PX600 film


(6月3日追記)上の写真がひと月経たず酷いことになつた。高温下での使用が惡かつたのか。やはり問題あり過ぎのフィルムである。

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Comment

セピア色か
 キレイなセピア色かと思いました。
 工夫しながらでも使えるのは良いですね。フィルム排出口に空箱をつけるんですね。

2010/05/03(月) 23:12:20 | URL | クマ [ 編集]

湿板写真
このフィルムは温度で色が変ります。室内ならば、積極的にコントロールしたいところですが、屋外ではなかなか不便なのです。簡単であるといふ意味での「インスタント」からどんどん離れて行く。
遮光材はフィルムの空箱を黒くして使ひました。黒いがために、またさらに熱を帯びてしまひます。そのせゐもあります。

ポラロイド写真の発明とは、あの薄いフィルムで撮影直後に、instant darkness を作り出したことです。さらにSX-70では現像進行に従ひ、それは自動的に開かれていく。
温度のこと以上に、それができないことが、このフィルムの一番の問題なのです。

まるで湿板写真時代に戻つたやうなものです(撮影直後に現像する必要があるため、屋外撮影では暗室を持参した)

2010/05/03(月) 23:31:25 | URL | 汐 [ 編集]

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2010/06/09(水) 08:29:04 | | [ 編集]

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