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期限切れのSX-70フィルムを回復させる方法

2009/09/07(月) 00:37:09 [tip] #

かぶりあり 排出後遮光

Polaroid SX-70 + SX-70 film(expired, 01/07); (right)w. shade for ejected film

使用期限2007年1月、最後のSX-70フィルムである。2年半前に期限が切れてゐるなら、よほど良い保存状態でもそろそろ限界。これは保存は良くない(が極端に悪くはない)物。劣化が進んで左の写真の通り赤、黄~白の「被り」がムラになつて表れてゐる。長らく、この「被り」は避け難いものと思つてゐたが、最近、撮影時の工夫で右の写真程度までに減らせることに気づいた。

フィルムは、露出が行はれた後、押し出され、ローラーを通る。そこで現像が開始される。次にカメラ外へ排出され、現像はカメラ外の明るい場所で進む。「発見」したのは、この「被り」の正体がカメラ外へ出されてから感光した結果であることだ。フィルムの劣化により、薬剤にある、現像進行時に遮光する機能が失はれてゐるせゐらしい。撮影による画像は形成されてゐるが、その上から「被る」ことで、画像が見えなくなつてゐたのである。したがつてカメラ外へ排出されてから現像が進む間、フィルムに光が当らないやうにすれば、この「被り」は防げることになる。

実際には排出口に紙箱を取付け、排出直後に光が当らなくした。遮光は完全ではない。その場でテープで括り付けた程度。それでも効果は出てゐる。

想像してもらへば分るが手作りの暗箱をカメラに取り付けるのだから、使ひ勝手は悪い。ローラーに付いた漏れた薬液をぬぐふこともままならない。そもそも今となつては役に立つ機会は極めて少い。しかし、期限切れのフィルムが手に入つたがそれの作る写真に不満があれば、試してよい方法だらう。

Permalink | Comment: 4

Comment


こんにちは。
いつも楽しみに寄せていただいております。
現像の時のカブリで起きていた現象でしたか! 大発見ですね!
私も試してみます。
ありがとうございました。

2009/09/12(土) 13:52:47 | URL | クマ [ 編集]


聞いたことがないので、世界で初めての発見かもしれません。もつと早く気づいてゐれば、無駄も減らせたのですが。最後の最後になつてしまひました。
暗室で使つたときの経験や、薬液で汚れた状態で排出されたときのことを考へると、何となく分つてゐたことではありますが。

この薄つぺらな紙切れの中で起つてゐることを理解し、そこに手を加へるのは、インスタント写真の醍醐味でせう。ブラックボックスではないといふことです。

2009/09/13(日) 11:18:43 | URL | 汐干 [ 編集]


こんばんは、久しぶりにお邪魔しました。
こうしたムラは現像の薬品が劣化して起きるのだとずっと思っていました。遮光ムラだったのですね。素晴らしい発見です。

2009/11/02(月) 22:14:29 | URL | 成田屋古漫堂 [ 編集]


どうもありがたうございます。
よくよく見ると現像後の光のあたり具合が残されてゐるのには、前々から気づいてゐましたが、その意味を解釈し能動的に試してみるのに時間がかかつてしまひました。
とりあへず最後に記録することができました。

2009/11/03(火) 12:09:52 | URL | 汐 [ 編集]

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