スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:-- [スポンサー広告] #

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Permalink | Comment(-)

ポラロイド オランダ工場の人々

2008/02/15(金) 01:05:16 [写真集] #

Polaroid op polaroids

ポラロイド600フィルムの箱には Made in The Netherlands by Polaroid(Europa) B.V., Enschede. と記されてゐる。スペクトラフィルムもさうである。かつての500フィルムもさうである。オランダのエンスヘデには、ポラロイドのインテグラルフィルム製造の中心的な工場があるのである。

ちよつと前に、Polaroid op polaroids(2005) といふ写真集を手に入れた。副題に Vestiging Enschede in beeld とある。ポラロイド社をテーマとしたポラロイド写真集であり、特にエンスヘデなのである。文章はほとんど全てオランダ語で書かれてゐる。社内や地元向けに作られたのか。工場のなかで働く人々が、製造設備など工場の様子とともに描かれてゐる。

簡単な説明があるが、何しろオランダ語だからよく分らない。とにかくフィルムを大量生産する工場である。建物の横には巨大なタンクがある。資材置場がある。薬品の調合をするであらう大きな釜のやうなものがある。金属板を巻いたものがあるから、フィルムカートリッジに仕込むバネもここで作る。電池は外から部品として入つてくるみたいだ。フィルムを作り、組立てる工程ごとに機械がある。何をするものか分らないが、いろいろある。検査係がゐる。事務員がゐる。倉庫番がゐる。ここでは作られてないピールアパートフィルムの箱も見える。I-zoneの箱詰めもやつてゐる(ちなみにI-zoneフィルムはメキシコ製)。配送の基地にもなつてゐるのだ。会議をしてゐる人がゐる。食堂もある。社員たちの顔を撮つたポラロイドが一面に貼られた壁がある。

働いてゐるのは比較的年配の人が多い。中心なのは四十代から五十代くらゐ。若者は少い。職人の風貌である。立派な人たちに見えてくるのは、こちらが Polaroid-addict だからかもしれないが。この本が出たのが2005年で、ポラロイド社の経営が一度行き詰つた後になる。経営悪化の一因に、従業員の高齢化で労賃が上がつたこともあると、どこかで読んだ。「卒業アルバム」ではなからうが、何だか先を見越して、記念に作つた感じの本なのだ。写真の説明には一人ひとりの名前もある。彼らは、今ごろ万感の思ひでフィルムを作つてゐるのだらう。

写真の撮影者として、三人の名前と顔写真が載つてゐる(Klaas Schipper、Marcel Geerdinck、Eric van Ham)。Schipper氏のサイトがあつた。彼はエンスヘデの写真家だ。

Permalink | Comment: 2

Comment


オランダで作ったフィルム、そうとは知らずに使っていました。
カメラがUK製なんで、フィルムもてっきり。

フジのFI800GT、Ace、チェキ、インスタックス、FPシリーズは何処で作ったかプリント無いです。
日本から出ないのかもしれませんね。

2008/02/15(金) 22:13:57 | URL | クマ [ 編集]


エンスヘデの名は、私の記憶に死ぬまで残ることになりました。

欧米のインスタント写真ファンを見てゐると、インスタックスとFPは使つてゐますね。国によるのかも知れませんが。
一方、FI-800GTとACEは、全く知られてゐません。

2008/02/15(金) 22:34:29 | URL | 汐 [ 編集]

Post Comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

トラックバックURLはこちら

| HOME |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。