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黒い水に群れる

2007/04/17(火) 22:02:04 [日々] #

材木

いつもの貯木場に来たのは日が沈みかけたころ。日輪は雲に霞んで、丸太が帯びる光も幽かである。その間の水はすでに闇のやうだ。木材と呼ばれるそれらも、かつて大地に立ち、生きてゐたのだから、ここは死に満ちた場所か。腹這ひになつて、光を探しながら、木と水に近づく。さうしてゐるうちに黒い水のなかに小さく白つぽいものが、犇めき、漂つてゐるのに気がつく。白い十字を上にして息づくやうに開いたり、閉ぢたりする、やつと硬貨よりも一回り大きくなつたくらゐの、水母だ。岸のどこから下を見ても、それらが群れてゐたのである。

Polaroid SX-70 + 600 film

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輪廻転生か
 生命の巡る様子を想像しました。
 大木がこの世に材木を置いて違う命へ移って行ったのではないかと。また、材木となることで、大木は死して活きるのではないかと。死が終点ではなく命の輪の一つで、暗い水の中は命で賑わっている様子。暗さの中に希望の光在り。

2007/04/18(水) 10:36:49 | URL | クマ [ 編集]


今は水母が湧く時期ではありますが、貯木場は、格別それに適した場所だつたやうです。爆発的な発生を目の当りにして驚きました。(うまく撮れませんでしたが)
都会の鼠のごとく、人工の環境に適応し、むしろその方が都合がいい生物が増えることは往々にしてあるわけで、そのひとつかもしれません。

2007/04/19(木) 00:00:49 | URL | 汐 [ 編集]

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