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『ポラロイドライフ』も、ちよつとアレだつた

2006/05/31(水) 18:33:27 [文献] #

モノグラム著、ピエブックス発行(初版第1刷が2005年6月、以下は今年2月の第3刷による)。何かとタイトルを見かける本なので買つてみた。SX-70の使ひ方に限れば、ひと通りのことは書いてあるし、キレイな写真も載つてゐる。と、見てゐたら何だか怪しい。

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藤田一咲『ポラロイドの時間』

2006/05/07(日) 18:00:03 [文献] #

藤田一咲『ポラロイドの時間』(2006年、エイ出版社)は文庫本の後半が「ポラロイド図鑑」になつてゐる。そこが見たくて、ちよつと前に買つた。図鑑は壮観である。見飽きない。藤田氏の作品にもなかなか佳いものがある。まづまづ満足できた。

誤つた記述がある。肝心なところなので一応指摘。28ページの「SX-70のしくみ」の説明文より:

シャッターを押すと光はファインダーへ向かう部分をカットされフィルムへ。フィルムに向かう光はミラー にあたり、フレネルレンズを通って左右を逆にして写される。

シャッターを押すは「シャッターボタンを押す」の慣用的表現だからしかたがないが、フレネルレンズを通して写真を撮るとは常識からしても、ありえない。それでは同心円模様が写真に出てしまふ。フレネルのパターンはファインダーで像を観察するときに見えてゐる。これはレンズといふよりフレネルミラーで、その面上の像を観察しながらピントを合せる仕組みである。これは撮影時には使はれず、上に跳ね上がる。レンズから入射した光は撮影用ミラーだけを介してフィルムへあたる。撮影用ミラーはフィルムパックを抜いて、中をのぞくと見える。

ちなみにフレネルミラーの画像はTHE HACKER'S GUIDE TO THE SX-70の「分解」のコーナーで見られる。渦巻き模様がピカピカ光つてゐるのが分る。

別の記事:『ポラロイドライフ』も、ちよつとアレだつたも参照。

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