チョコレートフィルムの感度
2008/07/13(日) 09:27:57 [tip] #
今月末にチョコレートフィルムの使用期限が切れる。ところがまだ売れ残つてゐるやうなのである(A-Power: チョコレートフィルム)。同じ期限で、やはり終りとなるSX-70BLENDフィルムのはうは消えたのに。やはり80シリーズフィルムはそれほど需要はなかつたか。それにしても勿体ない。最後の最後になつたが、これについて知るだけを言ふ。
パッケージには感度がISO100で、現像時間は1分間とある。しかし実際に使つてみると、感度はもつと高い。下は露出時間を固定し(1/250秒)、絞りをF8、11、16、22と変化させて撮影した。露出計ではISO100に対して、F8が適正と出た(つまり晴天下)。
露出「オーバー」でも白くとんでしまふわけではないので見られなくはない。F8のものがお好みの人もゐるだらう。が、それはそれとして、F11からF16あたりが標準的な「適正」露出となる。つまり感度はISO200から400の間と考へると使ひやすい。
Colorpack、EE100、Propackなどの自動露出カメラを使ふときは注意が要る。これらは、フィルム感度の設定が、80か3000しかない。どちらかを選んで露出補正ダイヤルを「暗い」か「明るい」か、いつぱいに回したところが「標準」になり、一枚ごとの露出調節の幅は狭くなつてしまふ。表現の幅を得たければNDフィルターか、モノクロ用のフィルターでも、レンズの前に付けるといいかも。
現像時間については、1分間でいいのだが、2分、5分と時間をかけたものも試すとよろしい。ムラ、色調が変化する。好みで選ぶ。(画面で見せるとあんまり分らないので実例は略)
以前にも記したが、スタンダードフィルム専用のカメラ、フィルムバックでも、80シリーズフィルムは、フィルムパックを少し加工することで使へなくもない。私は小型のニッパを使つて、二ヶ所の出つ張りを削つて押し込んでゐる。かかる時間は数分といつたところである。販売元の説明では、カメラ側を加工せよとあるが、数本を使ふだけなら、こちらのはうが楽である。ただしカメラには多少傷がつく。
左は1/250秒、F11。右は逆光で水面が強烈に輝いてゐた、1/500秒、F32。
Polaroid 185 + Chocolate film











