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準備されたデカルコマニー

2011/06/07(火) 23:48:32 [tip] #

FI800_peeling

Fujifilm Fotorama 800X + FI-800GT film(expired)

フォトラマFI-800GTフィルムの裏面を、撮影直後に剥がしてみた。何の気無しにやつたことだが、画面が汚れる。現像の進行にともなつて模様が出てくる。繰り返してみたが、模様は同じやうにはならない。濡れた液を挟んでゐた二面を剥がすのだから、ほぼ偶然任せになる。また、濡れた面は傷がつきやすい。

エルンスト風の模様であつて、あらかじめ「塗つてある」デカルコマニーとも言へなくもないが、これはシュルレアリスムだと言ふ気になるほどではない。あんまり美しくない。

フォトラマの二つのフィルム:FI-800GTとACEは、別部品の枠で縁がとめられてゐないため、剥がすのが容易だ。だからできることである。これらのフィルムは既に製造中止となつてしまつたが、まだまだ発見があるのだ。

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期限切れのSX-70フィルムを回復させる方法

2009/09/07(月) 00:37:09 [tip] #

かぶりあり 排出後遮光

Polaroid SX-70 + SX-70 film(expired, 01/07); (right)w. shade for ejected film

使用期限2007年1月、最後のSX-70フィルムである。2年半前に期限が切れてゐるなら、よほど良い保存状態でもそろそろ限界。これは保存は良くない(が極端に悪くはない)物。劣化が進んで左の写真の通り赤、黄~白の「被り」がムラになつて表れてゐる。長らく、この「被り」は避け難いものと思つてゐたが、最近、撮影時の工夫で右の写真程度までに減らせることに気づいた。

フィルムは、露出が行はれた後、押し出され、ローラーを通る。そこで現像が開始される。次にカメラ外へ排出され、現像はカメラ外の明るい場所で進む。「発見」したのは、この「被り」の正体がカメラ外へ出されてから感光した結果であることだ。フィルムの劣化により、薬剤にある、現像進行時に遮光する機能が失はれてゐるせゐらしい。撮影による画像は形成されてゐるが、その上から「被る」ことで、画像が見えなくなつてゐたのである。したがつてカメラ外へ排出されてから現像が進む間、フィルムに光が当らないやうにすれば、この「被り」は防げることになる。

実際には排出口に紙箱を取付け、排出直後に光が当らなくした。遮光は完全ではない。その場でテープで括り付けた程度。それでも効果は出てゐる。

想像してもらへば分るが手作りの暗箱をカメラに取り付けるのだから、使ひ勝手は悪い。ローラーに付いた漏れた薬液をぬぐふこともままならない。そもそも今となつては役に立つ機会は極めて少い。しかし、期限切れのフィルムが手に入つたがそれの作る写真に不満があれば、試してよい方法だらう。

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チョコレートフィルムの感度

2008/07/13(日) 09:27:57 [tip] #

今月末にチョコレートフィルムの使用期限が切れる。ところがまだ売れ残つてゐるやうなのである(A-Power: チョコレートフィルム)。同じ期限で、やはり終りとなるSX-70BLENDフィルムのはうは消えたのに。やはり80シリーズフィルムはそれほど需要はなかつたか。それにしても勿体ない。最後の最後になつたが、これについて知るだけを言ふ。

パッケージには感度がISO100で、現像時間は1分間とある。しかし実際に使つてみると、感度はもつと高い。下は露出時間を固定し(1/250秒)、絞りをF8、11、16、22と変化させて撮影した。露出計ではISO100に対して、F8が適正と出た(つまり晴天下)。

チョコレートフィルムの感度

露出「オーバー」でも白くとんでしまふわけではないので見られなくはない。F8のものがお好みの人もゐるだらう。が、それはそれとして、F11からF16あたりが標準的な「適正」露出となる。つまり感度はISO200から400の間と考へると使ひやすい。

Colorpack、EE100、Propackなどの自動露出カメラを使ふときは注意が要る。これらは、フィルム感度の設定が、80か3000しかない。どちらかを選んで露出補正ダイヤルを「暗い」か「明るい」か、いつぱいに回したところが「標準」になり、一枚ごとの露出調節の幅は狭くなつてしまふ。表現の幅を得たければNDフィルターか、モノクロ用のフィルターでも、レンズの前に付けるといいかも。

現像時間については、1分間でいいのだが、2分、5分と時間をかけたものも試すとよろしい。ムラ、色調が変化する。好みで選ぶ。(画面で見せるとあんまり分らないので実例は略)

以前にも記したが、スタンダードフィルム専用のカメラ、フィルムバックでも、80シリーズフィルムは、フィルムパックを少し加工することで使へなくもない。私は小型のニッパを使つて、二ヶ所の出つ張りを削つて押し込んでゐる。かかる時間は数分といつたところである。販売元の説明では、カメラ側を加工せよとあるが、数本を使ふだけなら、こちらのはうが楽である。ただしカメラには多少傷がつく。

ボート 出漁

左は1/250秒、F11。右は逆光で水面が強烈に輝いてゐた、1/500秒、F32。

Polaroid 185 + Chocolate film

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SX-70 マニピュレーションのこと

2007/07/18(水) 18:21:31 [tip] #

manipulation1manipulation2

写真に対する manipulation とは、言葉の意味からすれば手作業で改変すること全てを指す。傷をつけたり、筆などで修正・彩色したり、切り貼り・コラージュなどもマニピュレーションである。そのなかでも、SX-70フィルムに対するそれは、独特なものだつた。SX-70フィルムでは現像後間もない画像はまだ完全に定着してゐない。そこに外から力をかけることで、画像をゆがませたり、傷をつけたりすることができたのである。Polaroid社の説明:SX-70 Manipulation Issues を要約すると:

  • 期限が2006年11月以後のフィルムではマニピュレーションは上手くできない。
  • 撮影後2時間後が最良(寒いときは4時間後)
  • 温度は80から90F(26~32℃)が最良。30分間温めてからとりかかれ。

つまり、しばしば言はれるやうに現像進行中に行ふ必要はないし、その温度は、ドライヤーを使はなければならないほどでもない(使つていけないわけではない)。また、SX-70フィルムの終りに近いころ製造されたフィルムでは「マニピュレーション」はできない。もう終つた話なのだ(毎度のことだが)。

実際やつてみると難しい。現像後からの経過時間、温度、かける圧力などで効果の出方が変る。当然、圧力は使ふ道具によつて大きく違ふ。また、こすつてゐるうちに「ゆるんでくる」感じがある。それを待たずにあせると失敗するのである。厚みの極く薄い色素の層を動かすのだから、むらになる。どんなに上手くやつても、こすった後は色が淡くなる。さらに力をかけると、その下の白い層が出てくる、さらに力を入れると裏のベースの黒が現れる。力の掛け方が少し違へば、効果が違ふのである(しかも、やり直せる場合は少い)。試しにやつたくらゐで、作品になるものではない。

いちばん問題なのは、撮つた写真をどうしたいのか決めなければならないところだ(撮る前に決めておくべきだ!)。考へずにやつてゐると、自分の手の跡ばかりに目が行き、やり過ぎる。ただ崩れて、傷ついただけの汚い画面になつてしまふ。しかし考へろといはれても、私は途方に暮れるばかりなのである。

ところで、このテクニックを最初に知ったのは、多くの人と同じく、本に載つたルーカス・サマラス(Lucas Samaras) の作品による。と言つてもSX-70のことは知らなくて、これはどうやつてゐるのかと不思議であつた。サマラスは自分(裸が多い)をゆがませて、奇怪な姿にしてしまふ。気違ひじみたものであるが、子供が面白がつて遊んでゐる風でもある。もちろん単なる遊びではなくて、造形的に優れてゐる。形を崩してゐるのではなく、作り上げてゐるのである。これくらゐの人でなければ、必然性のあるマニピュレーションはできないものかと、かなり後に自分でやつてみて、つくづく思つたのだつた。

Polaroid SX-70 w.close-up lens + Time-Zero film(expired), manipulated w.teaspoon

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185で80を使ふ

2007/06/19(火) 21:34:17 [tip] #

00 板

ポラロイド Model 185 で気に食はないところが一つあつて、ビューファインダーが変なのである。単純なアルバダ式ファインダーだが、その枠に余計な線がある。最初は何のためかは分らなかつたが、これは80シリーズフィルム用の視野を示してゐるのだ。だが、このカメラに80フィルムは入らない。なんでこんなことになるか。EE100などの兼用機から部品をそのまま流用したのだと想像がつく。このカメラの試作機ぽい造りがよくあらはれたところなのである。(185の元になつたらしい機種、NPC195のはうはどうなのかは知らない)

しかし無理矢理でも入らないことはない。カートリッジにあるフィルム識別用の出つ張り二ヶ所を削つて押込む。これで、余計が意味を持つた。

80フィルムが使へるカメラがあれば、わざわざするほどのことではない。だが、それを持つてゐなくて、例へばチョコレート80フィルムだけを試しにスタンダードタイプ用のカメラ(やホルダー)で使ひたいときは、かういふ手もある。(試す人は自分の責任でやつてください)

Polaroid Model 185 + Type 87

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携帯ピールアパートフィルム乾燥棚

2007/05/22(火) 23:35:11 [tip] #

台 工場

5月17日の記事のコメント欄で、剥したピールアパートフィルムを上手く持ち歩く方法はないかと、つくちゃんが書込んで下さつた。で、あらためて、その返事を以下記事として。

剥し式のフィルムは、散歩写真では厄介なところがある。剥したては濡れてゐる。重ねれば貼り付いてしまふ。手に持つたまま乾くのを待つてゐては日が暮れる。一枚づつ差せる溝をつけた収納箱を自作する人もゐる。それもいいが、何か代用できるものがないかと探すと、600フィルム(SX-70フィルム)のカートリッジがちやうどいい。使ひ終つたカートリッジから電池と金具を抜く(素手で簡単にできる)と、標準ピールアパートフィルムが、ぴつたり入る。80シリーズフィルムでも当然いける。都合よく窓もついてゐる。

それが600フィルム3本パックの空箱に4個詰められて、棚みたいになる。5枚めのフィルムからは乾いたフィルムに重ねるとしたら、それだけでかなり間に合ふ。足りなければ、もつと持つていけばいい。廃物利用で何の工作も要らない。すでにやつてゐる人はいくらでもゐさうだ。

ところで、ちよつと思つたのだが、SX-70フィルムのカートリッジに、ちやうどスタンダードフィルムが入るのは、たまたまではない。フィルムのサイズがほとんど同じなのである。後からできたSX-70フィルムの規格は、すでにあつたスタンダードフィルムの寸法を参考にして決められたのではないのか。調べれば、何かそのへんのことが書かれた文献はあるかもしれない。

Polaroid Colorpack 82 + Type 88

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望遠Xiao

2006/05/12(金) 22:06:57 [tip] #

防波堤の人影

Polaroid Xiao w.Tele Converter x3 + Pocket film

シャオにデジタルカメラ用の三倍テレコンバーターレンズをつけた、いや、テレコンにシャオを貼付けてみた。画角は中望遠程度、大したことない。画質は良し(悪くならない)、さすがニコンのEDレンズ、といつても元が元だから意味ないか。

工夫してレンズをさらに近くに置ければ、周囲のけられは無くなるが、そこまでは面倒。いかにも遠くを見てゐる感じでいいや。

画角の比較:

コンクリートのブロック

※クリックで拡大
Polaroid Xiao + Pocket film ; (top)w.Tele Converter x3 ; (bottom)w.Wide Converter x0.6

ワイドコンバーターもつけて比べてみた。よく見ると好いけど、小さい画面でさらに小さく写すのは得策ではない。

Tele-Xiao

カメラとして物凄く不自然な形。また、露出が全く変へられなくて天気の良い日しか使へない。

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