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質問ある方へ

2015/04/08(水) 16:25:41 [カメラやフィルム] #

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手の上の淡い夢 / IMPOSSIBLE PX70 を使つてみる

2010/08/05(木) 23:18:40 [カメラやフィルム] #

IMPOSSIBLE PX70ff test IMPOSSIBLE PX70ff test

IMPOSSIBLE PX70ff test IMPOSSIBLE PX70ff test

Polaroid SX-70 + Impossible PX70 Color Shade/First Flush

7月末から発売されてゐる、Impossible社による新しいSX-70用カラーフィルム:PX70 Color Shade/First Flushを使つた。今までのこともあるから、発売されたことに意義があると、多くは期待せずに。

淡いといふか、薄いといふか。とにかくコントラスト、彩度が低い。暗めの青インキを薄めて描いた絵に、ところどころ、さらに薄めた絵具を塗つたやうな感じ。いはゆる「眠い写真」どころか、ほとんど眠りこけてゐる。これが効果的になる場合もあらうから、かういふフィルムもあつて良い。しかし、これだけで終つては困る。

IMPOSSIBLE PX70ff test IMPOSSIBLE PX70ff test

IMPOSSIBLE PX70ff test IMPOSSIBLE PX70ff test

モノクロのPXフィルムと同じく、排出直後から現像中は光に当てるなと、また面倒な要求がある(もう慣れたが)。大切なことだから何度でも言ふが、これが解決されない限り、インスタントフィルムとしては未完成品である。PXフィルムは、ポラロイドカメラに対応しきれてゐないことになる。明るい場所で現像の進行が観察できることは、1972年に登場した、SX-70システムの決定的な特長であり、自己現像型インスタントフィルムの必要条件だ。(つまり、PXフィルムを使ふ人が、この「未完成」を補ふ必要がある)

モノクロPXとは違ひ、使用温度範囲は示されてゐない。上はここ数日の猛暑のなかで使つた結果である。肝心の保存性について、メーカーは「不明」としてゐる。Impossible社による説明ページは以下:

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35mmインスタントスライドフィルムのこと

2010/07/03(土) 20:45:42 [カメラやフィルム] #

polapan

polapanCT

polapan polapan

35mmインスタントスライドフィルムは、もはや忘れ去られたか。それにしても製造中止が2002年だから、まだ10年も経つてゐない。2001年期限の PolaPan CT を昨日使つてみたら、写つた。ネガの剥離が完全にされなかつたが、まだ生きてゐた。久しぶりにライトボックスを引つぱり出して、ルーペで覗けば、そこにはまさに「写真」が。つまり、粒子があり、諧調があり、それは指で触れることができる。

1983年から販売されて以来20年近くの間、このフィルムが世界中で独占してきた役割があつた。急ぎでスライドを作る。結果をすぐに確認できて、そのままファイリングできる。カメラはどこにでもある35mmカメラがそのまま使へる。今でもオークションなどにこれの現像機が常に出てくるのは、相当に普及してゐたことの名残である(もう使ひ道はないが)。私の当時の認識では、ほとんど事務用品か実験機材だつた。実際、あのハンドル付きの現像機は、いくらか大きな鉛筆削りかタイムレコーダーか、そんな感じである。

写真家の平間至が有名になり始めたころ、NHKの番組(「トップランナー」だつたか)で、これを使つて撮影のデモンストレーションをしてゐるのを偶々見たことがある。写真家は動きながらモデルを連射する。撮影したフィルムを助手が次々と現像して物干竿に吊す。あの時代(といっても10年位前)には、彼の撮影スタイルで、その場で写真を見せるには、この方法しかなかつた。現像までもがパフォーマンスになつてゐた。

35mm SLR camera w/50mm + Polaroid Polapan CT(expired)

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IMPOSSIBLE PXフィルムとの付合ひ方

2010/06/27(日) 22:25:42 [カメラやフィルム] #

px600は欠陥商品 px600は欠陥商品

Polaroid SX-70 w. tele1.5+ Impossible PX600FF

前回の続き。製造元 The Impossible Project が公表した対策通りに、PX600FFフィルムで撮影後、すぐにシリカゲルと一緒に密封容器に入れておいた。途中で交換もした、しかし一週間もしたら褪色が目立って来た。結晶も生じ始めてゐた。上で10日目である。乾燥剤では褪色(製造元のいふ the Killer Crystals)は防げない。ちなみに撮影時には気温30度で排出後にフィルムを冷やしてみたりしたが、かなり赤い写真だつた。温度と関係するかは知らない。ともかく結論として、私にはこのフィルムは使へないといふことだ。

px100 px100

Polaroid SX-70 + Impossible PX100FF

同じときにPX100FFフィルムで撮影し、同様の保管をしたが、こちらは変化がさほど見られない。ただし、撮影時には露出補正を2目盛だけ明るいはうにした。まだ気温が低い春先に撮影したときとは、全く逆である。感度が温度に依存するのかもしれない。

PX100はまた買ふことになるだらう。フィルム排出後の遮光の手間を考へても、感度は低いはうが楽である。


これまでの記事(コメント欄含む)で、The Impossible Project に関しては、もう散々に言つた気がする。かなり虚しくなつてきたが、大切なことだから、もう一つ指摘する。例の液漏れの問題(彼らが呼ぶところの Loose Lamination Problem)が生じたとき、彼らは何と言つたか。

POSSIBLE SOLUTION の項に示してある写真をみれば一目瞭然。裏側で剥がれた縁をテープで留めてある。説明文では「これで何の問題もない」と言つてゐたのだ。そして、その一ヶ月後には、乾燥させるために、切れ込みを入れろとか、剥がせと言ひ出すことになる。明白に矛盾してゐる。前のは間違ひでしたと訂正もされてゐない。要するにこの人たちは、問題が起つても、その場しのぎに根拠もない対策を示して、あとは知らんぷりするのだ。


7月12日追記。この記事以後、PX100FFでも結晶が表面に現れて来たものが出て来た。また表面に出ないまでも、その下の層で結晶が生じてゐるらしく、表面に鳥肌状の凸部が現れてゐる。気温のこともあり、少くとも当分PXフィルムは使はない。たぶん、そのうちに売れなくて消えるだらうから、もう使ふことはないだらう。


PXフィルムに関して、「ポラロイドフィルムForever」による以下の報告が公開されてゐます。是非ご覧ください。

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IMPOSSIBLE PX600 は「限界」を越える

2010/06/18(金) 01:19:18 [カメラやフィルム] #

IMPOSSIBLE PX600 test PX600における画像の消滅

PX600フィルムで撮影後、写真がひと月と経たずに酷い状態になつてしまつた。褪色どころか朽ちて絵が消えてしまふ。最初から色々問題あるフィルムと指摘してきたが、ここまでくると無惨だ。

製造者 The Impossible Project からの説明は以下で読める:

日本語で要約、解説をしてくれた人たち:

つまり、保管の湿度が「高い」状態では内部の乾燥が進まず、残つた水分により変質する、と。対策として、乾燥剤を使ひ湿度40%以下で保管しろ、と言つてゐる。発売後に問題が発覚するのは工業製品にはつきものとは言へ、これはインスタントフィルムとしては致命的である。その場で写真が完成しない。撮影者の手から写真が離れることができない。たとへば誰かを写したとして、シリカゲル入りの密封容器をあらかじめ用意しておいて、一週間はここに入れておけ、と言ひながら渡せるだらうか。

ネガからポジをはがすといふ対策も示されてゐる。内部の乾燥に時間がかかる integral film の構造が良くないと言ひたいのか。それは本末転倒だ。integral film を作るつもりで作つたのだらう。もう無茶苦茶。

今の季節では、さらに劣化は早まる。三週間も経たずに下のやうになつた。小さな変化はもつと早く観察できる。ぽつぽつと結晶が浮いてくる。

px600 PX600における画像の激しい劣化

実際に「タッパウエアにシリカゲル」でどれだけ防げるのか保証はない。手元の最後の一本で試し始めたところである。その結果で、PX600フィルムを再び買ふか決めるつもりでゐる。(結果は、IMPOSSIBLE PXフィルムとの付合ひ方 で)

ところで、上にリンクした Newsletter で、彼らはこの現象を Attack of the Killer Crystals と名付けてゐる。自分たちの不始末を擬人化してゐる。あたかも外からやつてきた災厄のやうに表現してゐる。ユーモアのつもりか? ヨーロッパ人はこれ普通なのか? 文章中では平謝りに謝つてはゐるが、失敗を言葉で飾つてごまかしてゐるとしか、私には思へない。あなたの写真が消えたのは「敵」のせゐだから補償はしない、と。

最後に突如出てくる、PIONEER CARD なるものは、いくらで売る気なんだらう。何やら、破綻前の英会話学校やエステサロンが回数券を売り急ぐさまを想起させる。まさかこれを「得」と感じる人はゐないだらうが、「夢」を買ふつもりで・応援のつもりで手を出す人はゐるかもしれない。ところが、それも、世間にいくらでもある話に似てゐる。理想を追ふ人に対して、見返りを期待せずに応援のつもりで一口乗つたら、ぢきに計画は頓挫。金は借金返済に回つてゐただけだつた、といふのがたいていの落ちである。いやもちろん、これがどうなるかは分らないが。


6月20日追記:

インポッシブルからのニュースレターで、PXフィルムを撮影後「剥がせ」との勧めが来た:

上で「もう無茶苦茶」と書いたが、その無茶苦茶で押し切らうといふことらしい。他に打つ手なしなのだ。それにしても、You can't beat とは押しつけがましい。また、4パック買ふとNDフィルターを付けるとは、売れなくなつたPX600を、SX-70しか持つてゐない人にも売るための方便である。無論、この問題を承知で使ひたいといふ人には好都合だらう。


7月28日追記:

PIONEER CARDの詳細は以下。大雑把にいふと、来年三月までにフィルムを10本買へば、以後5%割引するさうだ。穏当な内容か。さらに上に、Land LevelとかImpossible Levelとかあるが、これはちよつと普通の人には関係なささう。

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IMPOSSIBLE PX600 の「限界」

2010/05/03(月) 22:43:37 [カメラやフィルム] #

IMPOSSIBLE PX600 test IMPOSSIBLE PX600 test

Impossible社がPX100に続いて発売したPX600を使つてみた。かつて一番売れてゐた、ポラロイド600高感度フィルムの代用になりうるのだから、商売としてPX100よりも重要なフィルムなのである。ところが、いきなりの不良品なのだつた。Impossible Project でも謝罪文とそのビデオが公開されてゐる。彼らが、Loose Lamination Problem と呼ぶ問題:液が漏れて、画面に未現像の部分ができてしまふのは、ある部品の不良で予期せぬ失敗だつた、としてゐる。購入者への補償についての発表を追つてする、と。私はこれはあまり気にしてゐない。PX100を使つたときにはこの問題はなかつたのだから、どうにかするだらう。

IMPOSSIBLE PX600 test IMPOSSIBLE PX600 test

感度は、ポラロイド690で全く露出補正なしでいけたことから(少くとも今日の条件では)表示通りだ。つまり補正機能のない、ポラロイド One などの簡易なカメラでも使へるフィルムといふことだ。

撮影時は気温25度で、使用推奨温度の17~24度を越えてゐた。気温がさうなら日を浴びた黒いカメラの中はもつと熱くなつてゐたはずだ。その結果として、かなり赤みの強い写真になつたと思はれる。これはこれで美しい。しかし、まだ五月の初めでこれなのだから、夏場は保冷剤が必要になる。

IMPOSSIBLE PX600 test IMPOSSIBLE PX600 test

PX100と同じか或はそれ以上に、このフィルムはカメラに直につけた遮光材がなければ、晴天の屋外では満足な結果は得られない。Impossible社が推奨するいくつかの方法では間に合はない。道具を自分で工夫する必要がある。このフィルムは、1972年に登場したSX-70に追ひついてゐないため、それを使用者が補ふのである。

いづれのPXフィルムにせよ、これから暑くなつたとき、これらの面倒をかけてまで使ふ価値があるフィルムなのかどうか。どうなんだらう。

Polaroid 690 + Impossible PX600 film


(6月3日追記)上の写真がひと月経たず酷いことになつた。高温下での使用が惡かつたのか。やはり問題あり過ぎのフィルムである。

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不完全ゆゑの自由 / IMPOSSIBLE PX100の「表現」

2010/04/17(土) 22:44:40 [カメラやフィルム] #

IMPOSSIBLE PX100 IMPOSSIBLE PX100

前回記事(「ポラロイド」は復活したか / IMPOSSIBLE PX100 を使つてみる)の続き。前述の通り、このフィルムの使ひ方には、いろいろうるさい条件がある。はたして、やり方を変へてみると、かなり違ふ結果になつたのである。インスタントフィルムとしては不完全な物かもしれないが、条件の違ひに対して敏感なフィルムだからこそ、それを変へれば結果が変る。使ひ方によつて描写・表現を変化させられるフィルムだ、とも言へないか。そこにいくらか自由があるのだ、と。

IMPOSSIBLE PX100 IMPOSSIBLE PX100

Polaroid Pronto! RF + Impossible PX100

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